ダウ理論ってなに?詳細や活用例をわかりやすく解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは!当ブログのトレーディングコーチを務める「琴乃葉つむぎ」です!

投資やトレードの世界に興味がある方なら、「ダウ理論」っていう言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

でも、「ダウ理論って一体何なの?」と思っている方も多いはず。

琴乃葉つむぎ

ダウ理論っていうのは、ほぼ全てのテクニカル分析の元となったスゴイ考え方のことだよ!

現代に存在するテクニカル分析のほとんどは、何らかの形でダウ理論に由来していると言われているんだ。

今日は、投資やトレードについて学んでいる初心者の方々に向けて、「ダウ理論」についてわかりやすく解説しますね。

ダウ理論ってなんだか難しそう…と思うかもしれませんが大丈夫です!一緒に学べばきっと理解できますよ!

目次

ダウ理論ってなに?

ダウ理論とは、19世紀の終わりにアメリカのチャールズ・ダウが提唱した、株価の動きを予測するための理論だよ!

この理論は、株価は常に何らかのトレンド(流れ)の中にあり、そのトレンドを見極めることで将来の株価を予想できるという考え方に基づいているんだ。

ダウ理論の6つの原則

では、ダウ理論の中心となる6つの原則について見ていこう!

①価格はすべての事象を織り込んでいる

これは、マーケットの価格はすべての情報(ニュース、経済指標、企業の業績など)をすでに反映しているという考え方だよ。

このような考え方を効率的市場仮設と言って、賛否両論ある考え方でもあるの。

今でも世界中の投資家によって熱い議論が繰り広げられているんだ!

②市場は3つのトレンドを持つ

ダウ理論は、株価はランダムに動くのではなく、一定のトレンド(流れ)に従って動くと認識しているんだよ。

そして、トレンドは「主要トレンド」、「中期トレンド」、「短期トレンド」に分けることが出来るんだ。

主要トレンドは最も長く、通常は1年以上続く。中期トレンドは通常3週間から3ヶ月、短期トレンドは3週間未満の期間で動くと言われているよ。

トレンドには3つのフェーズがある

ダウ理論によれば、トレンドにはそれぞれ「買い集め期間」、「公的参加期間」、「利益確定期間」という3つのフェーズで主要トレンドが進むという考え方があるの。

つまり、最初は知識ある投資家が買い始め、その後一般の人々が参加し、最後にはパニック買いが起こり一般の人は誰も売っていない時に、知識ある投資家の利益確定売りが出てトレンドが終了するんだ。

ボリュームはトレンドを確認する

取引ボリュームは、株価のトレンドを確認するための重要な要素だよ。

たとえば、価格が上昇トレンドにあるとき、取引ボリュームも増えるべきだとダウは考えていたんだね。

トレンドは明確な信号が出るまで続く

これはまさにその通りで、上昇トレンドは価格が下落に転じ、下降トレンドは価格が上昇に転じるまで続くということを意味しているんだ。

トレンドの終わりを見つける為に、現在では数多くのテクニカル分析が存在しているんだよ!

価格は相互に確認されなければならない

これは、相関性の高いペアは互いに連動して動くという考え方だよ。

つまり、いつも連動しているペアのうち片方だけが上昇しても、それは本当の強気相場ではないということだね。

琴乃葉つむぎ

この6つ考え方が、ダウ理論を構成しているんだよ

ダウ理論とトレード戦略

ダウ理論は基本的にトレンドフォロー型の戦略に基づいているよ。

つまり、市場のトレンドを読み解き、そのトレンドが続くと予想される場合にポジションを取るという戦略だよ。

たとえば、上昇トレンドが続くと予想される場合、投資家は株を買うかもしれないね。逆に、下降トレンドが続くと予想される場合、投資家は株を売るかもしれない。

しかし、ダウ理論はあくまで一つの視点であり、他の要素(企業の財務状況、経済状況など)を考慮せずに投資決定をするべきではないということを忘れないでね。

ダウ理論への批判

ダウ理論は多くの投資家から支持されているけど、批判の声もあるよ。

一部の人々は、ダウ理論があまりにも単純で、現代の複雑な金融市場には適応できないと考えているんだ。

また、ダウ理論が市場が効率的であるという前提に基づいていることも問題視されているよ。

この前提は「効率的市場仮説」と呼ばれるけど、多くの研究者は市場が常に効率的であるとは限らないと考えているんだよ。

ダウ理論の使い方

それでは最後に、ダウ理論の具体的な活用例を見てみよう。

ダウ理論でもっとも重要なことは、トレンドは明確なシグナルが出るまで続くという事だよ。

トレンドを味方につけ、利益を伸ばすトレンドフォローと呼ばれるトレードがダウ理論を最も上手く応用した例だね!

投資家がトレンドフォロー戦略を取る一つの方法は、「トレンドライン」を描くことだよ!

トレンドラインは、価格チャート上に直線を引くことで、現在のトレンドを視覚的に表示するためのツールだよ。

例えば、株価が一定期間にわたって上昇している場合、その上昇トレンドを示すラインを引くことができるね。そして、そのラインが破られた場合、それはトレンドの転換を示す可能性があるとダウ理論は解釈するよ。

これらのトレンドラインを基準にしてチャートを見てみると、トレードポイントを見つけることができそうですね!

まとめ

ダウ理論は、投資家なら誰でも聞いたことがある有名な考え方だよ。

しかし、それ単体でトレードが上手くなるといったものではないですが、ダウが提唱する「トレンド」という概念はすごく重要なので、チャートを見て実際にトレンドを見つけてみてくださいね!

琴乃葉つむぎ

多くのトレーダーが、トレンドを意識しながらトレードしているのです!

あなたも、今日からダウ理論をベースとした戦略を練ってみてはいかがですか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次