こんにちは!当ブログのトレーディングコーチを務める「琴乃葉つむぎ」です!
今日は「オシレーター」について学んでいきましょう。
相場の過熱感を示すテクニカル指標のことを、まとめてオシレーターっていうんです!
チャート上で動きを見ると、まるで振り子のように上下に動くから、オシレーター(振動子)という名前がついてるんです。
オシレーターとは何か
オシレーターは、買われすぎ、売られ過ぎを数値化するテクニカル分析指標の総称です。
トレンドを表す指標をトレンド系テクニカル指標、過熱感を表す指標をオシレーター系指標って呼んだりします。
数多く存在するテクニカル指標は、大体この2つの内のどれかになります。
オシレーターの使い方
オシレーターは、主に市場がオーバーボート(過剰買い)やオーバーソールド(過剰売り)の状態にあるかを判断するのに使われます。
これは、市場の反転ポイントを見つけるのに役立ちます。
例えば、市場が過熱気味だという事が分かれば、転換点を見つけることができるし、逆に言えば過熱気味という事は強いトレンドを示唆しているとも捉えられます。
その性質から、様々な解釈をすることができるので、他の分析ツールと組み合わせて使う事が推奨されます。
他の分析ツールと一緒に使うことで、より良い投資決定をすることができるようになります。
例えば、トレンドラインや移動平均線などと組み合わせて使うと良い感じですね!
代表的なオシレーター
オシレーターはたくさんの種類があります。
ここでは、代表的なオシレーターをいくつか紹介しますね。
RSI(Relative Strength Index)
RSIは、市場が過剰売買の状態にあるかどうかを評価するためによく使われます。
RSIは0から100までのスケールで表示され、一般的に30以下がオーバーソールド(過剰売り)、70以上がオーバーバート(過剰買い)とみなされます。
MACD(Moving Average Convergence Divergence)
MACDは、2つの移動平均線の間の差を計算して、価格のトレンドとその強さを示します。
MACDラインがシグナルラインを上回ると、強気のサインとされ、下回ると弱気のサインとされます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスは、最近の終値が過去の価格範囲のどこに位置しているかを示します。
ストキャスティクスも0から100のスケールで表示され、20以下がオーバーソールド、80以上がオーバーバートとみなされることが多いよ。
CCI(商品チャネル指数)
CCIは、価格が過去の平均価格からどれだけ逸脱しているかを計算します。
CCIは、主に商品市場で使われることが多いけど、株や外国為替市場でも使われることがあります。
これらは全部、市場の過剰売買の状態やトレンドの強さを評価するのに役立つツールだよ。
他にも無数な数のオシレーターが日々生まれているんだね
まとめ
おつかれさまでした。オシレーターについて理解できましたか?
オシレーターは過熱感を表すテクニカル指標の総称のことでしたね!
テクニカル使用は大きく分けて、オシレーター系とトレンド系の2つに分けられるよ!
オシレータは扱いやすく、シグナルも明確なので人気があります。
ただし、オシレーターも完璧な予測ツールではないから、他の分析ツールと一緒に使うことが大切です。