デイトレーダー必見！究極の作業効率を誇るマウス「MX MASTER 3S」を徹底レビュー！

PCトレーダーたるもの三種の神器の内の一つである「マウス」には徹底的にこだわりたいですよね！

という事で今回はロジクールさんから販売されている究極の作業効率を誇る最強マウス「MX MASTER 3S」をデイトレーダー目線でレビューさせてもらいます！

ロジクール MX MASTER 3Sの概要

MX MASTER3sはロジクールのハイエンドマウスです。まずはスペックとその特徴を見てみましょう！

MX MASTER 3Sのスペック

MX Master 3Sのスペックは以下のとおりとなっています。

商品名	MX Master 3S
メーカー	ロジクール
サイズ	高さ: 124.9mm　幅: 84.3mm　奥行き: 51mm
重さ	141g
接続方式	ワイヤレス（Logi Bolt USBレシーバー）
DPI	200～8,000DPI
ボタン数	ボタン7個、ホイール2個
電池	内蔵バッテリー（USB-C充電ケーブル付属）
稼働時間	70日
カラー	グラファイト / ペールグレー
アプリケーション	Logi Options+、Logicool Flow
独自機能	電磁気スクロールホイール、ジェスチャー機能、静穏クリック、サムホイール

トレード用マウスの選び方は以下の記事で解説していますので、あわせてチェックしてみてくださいね！

MX MASTER 3Sの外観

されでは早速、MX MASTER 3Sの外観を見ていきましょう！

セールで購入したからなのかネットで見たような化粧箱ではなく段ボールチックな簡素な箱でした。まぁ即捨てるからどうでもいいんですけどね。

内容物はマウス本体と充電用USB-Cケーブル、レシーバー、説明書。

MX MASTER 3Sのレシーバーは黄色いマークの「Logi Bolt USBレシーバー」という規格のものが使われており、他のロジクール製品で使われているオレンジマークの「Unifying USBレシーバー」は使用できないのでそこは注意が必要ですね。

マット質感で手触りはかなり良い感じです。

エルゴノミックデザイン（人間工学に基づいたデザイン）なので独特な形をしていますが、握るという感覚はいらず脱力して手を乗せるだけで手にフィットするので疲労感がありません。

ただ、今はもう慣れたのですが最初はマウスが大きいような感じがしてやや戸惑いました。

デザインはかなりカッコいいと思います！

MX MASTER 3Sの特徴

MX MASTER 3Sにはそこらの普通のマウスにはない様々な特徴・機能があります。

超静かなクリック操作音

前モデルのMX MASTER 3からの大きな変更点がこの「静穏クリック」です。

これが本当に静かで押し後心地も最高で「トゥルッ」という独特で気持ちのいいクリック感です。

めちゃくちゃ快適！「MagSpeed電磁気スクロール」

メインホイールには「MagSpeed電磁気スクロール」という独自技術が採用されています。

普段の細かいホイール操作時はコリコリと1段ずつ回る操作感なのですが、なんと勢いよくホイールすると無段階のスムーズな操作感に変わるんです。

文字だけでは伝わりにくいですが、ウェブページなどで正確な操作が必要な時はコリコリ操作し、思いっきり下にスクロールしたいときはクルンッっと回すとスマホのように勢いよくスクロールされます！擬音ばっかりで申し訳ないですｗ

とにかくこのMagSpeed電磁気スクロールがないと生きていけない体になっちゃいましたね。

めちゃくちゃ自由度が高いカスタマイズアプリ「Logi Options+」

MX MASTER 3Sの専用機能ではありませんが、ロジクールの「Logi Options+」というアプリを使えばかなり細かくマウスをカスタマイズする事ができます。

画像のように各ボタンにショートカットキーを割り当てたり、後述するジェスチャーやLogicool Flowの設定を行う事ができます。操作も直感的で簡単でした！

また、設定はPCアプリやゲームごとに設定可能なので自由度はかなり高いです！

PC間をシームレスに移動できる「Logicool Flow」

Logicool Flowという機能を設定すると、接続しているPC間をまるでマルチモニターかのようにシームレスに移動させることができます。

ファイル共有機能もあり画像なども同期されるので本当に1台のPCのように扱えます。

ただし、接続にはBolt USBレシーバーが２つ必要なので追加でもう一つ購入する必要がある点には注意です。

ボタン一つで最大３つのデバイスと接続切り替えができる「EASY-SWITCH」

マウス底面にある１.２.３と書かれている下にあるボタンを押すと接続先のデバイスを切り替えることができます。

サブPCやiPadなど複数のデバイスを使うトレーダーにとっては非常に便利な機能ですね！マウスを複数台持つ必要がなくなったりオフィスPCと自宅PCで使い分けたりもできます。

使い道あり過ぎて割り当てに困る！「サムホイール」

MX MASTERシリーズといえば本体横についているこの「サムホイール」でしょう！

デフォルトでは「横スクロール」が割り当てられています。これがまたチャート操作のときに超便利でして…

「横スクロール」も良いのですが、「拡大縮小」や「音量上下」を割り当ててもめっちゃ便利です！割り当てたい操作が多すぎて困るくらい使い道の多いホイールです！

Logi Options+で設定を弄るとアプリケーションごとに割り当てを変更する事ができるので、最大作業効率を求めたカスタマイズの探求が捗りますね。

最大25個のショートカットを設定できる「ジェスチャー機能」

MX MASTERシリーズのもう一つの目玉機能がジェスチャーです。

Logi Options+を使用すると左右クリックを除く5つのボタンにそれぞれ４方向のジェスチャーとボタン押し込みの計５つのショートカットキーを割り当てることができます。

1つのボタンあたり５つのショートカットを割り当てることができるので、最大でなんと２５個のショートカットキーを割り当てることができます！さらに「Logi Options+」はアプリケーションごとにキーを設定できるのでカスタマイズ性はもはや無限です。

MX MASTER 3Sをトレーダー視点でレビュー

ここからはデイトレーダー目線でMX MASTER 3Sをレビューしたいと思います！

チャート分析が捗る！

僕はFXや仮想通貨のチャート分析ではTradingViewをよく使うのですが、TradingViewのショートカットキーを割り当てるとチャート分析が非常に快適になりました！

例えば水平線を描画する「Alt + H」をボタンに割り当てて瞬時に線を引いたり、「Alt + F」でフィボナッチリトレースメントをジェスチャーに割り当てて手首を動かすだけで呼び出したりしています。

トレードシステムの開発効率もアップ！

Pythonを使ったトレードシステムや監視システムの開発はVSCodeというエディタを使っていますが、Logi Options+にてVSCode専用のカスタマイズを設定して使っています。

とにかくたくさんのショートカットを設定できるのが便利で開発効率も上がっています。サムホイールの横スクロールが地味に便利！

最適な割り当てを見つける為日々カスタマイズしています！

ブラウジングが快適！

トレーダーはSNSやニュース、チャート監視などとにかくブラウザを使用する時間が長いと思いますがサムホイールやジェスチャー、MagSpeed電磁気スクロールを活用すればかなり快適に作業する事ができます。

とくにMagSpeed電磁気スクロールが凄い快適で、スマホみたいに一気にスクロールしてピタッと止めたりゆっくり１つずつスクロールしたりと自由自在に操作できます。

また、横スクロールが必要なサイトやチャートの操作ではサムホイールが本領を発揮します！

MX MASTER 3Sのメリット

とにかくカスタマイズ性が高く、作業効率を向上させられる機能が盛り沢山で個人的には大満足です！

MX MASTER 3Sのデメリット

サイズがやや大きめで手の小さな人には若干大きく感じてしまうかもしれません。僕は慣れましたが少し重めのマウスなので軽量を重視する人にはオススメできないかもしれません。

また、親指側のボタンが非常に小さく押しづらいのが残念ですね。あとシンプルに高い。

まとめ

少なくとも僕はMX MASTER 3Sを購入して本当に作業環境は一変したし、見た目もかっこよく所有感を満たしてくれるので個人的には値段に見合う大満足のマウスでした。

セール価格で14000円で購入しましたが、それでもマウスの中では高価な部類に入ります。決して軽く購入できる価格ではなかったですが結果的には良い買い物ができたんじゃないかなって思います！

もし壊れてもまたMX MASTERシリーズを買おうと思うほどに僕にとってはなくてはならないマウスとなりました。

快適なトレード環境を作りたい方に特におすすめです！